専門店が乱立したことが

中古車を買い取って、それを新たなオーナーに向けて販売するというような形の経営は以前から行われていたものでした。 公共交通機関やネットスーパーなどが発展した現代においても自動車は非常に便利なものであり、これを欲しがるという人は全国の各地に存在しています。 つまり商品として全国的に需要が見込めるという極めて良好な性質を持つため、この商品を取り扱うための「専門店」が多く登場するようになりました。 かつてまではそうした専門店を出店しても広告や顧客対応などに多くの人的・時間的リソースを割かなくては経営を軌道に乗せることが難しかったのですが、現代においてはパソコンやインターネットの発達により、少ない人員、少ないリソースであっても簡単に市場に参入できるようになっています。 そのため現代では「専門店の乱立」と言っていい状況が発生しており、それによって中古車市場は様々な影響を受けるようになっているのです。 では専門店が乱立したことによって発生する影響の中でも、特に大きなものは何かというと「シェアの奪い合いが激化した」ということです。 専門店がいくら増えようと、それによって顧客の数が比例的に増加するということはありません。 限られた顧客を増加した専門店が相手にするわけですから、当然ながらシェアの奪い合いは熾烈なものへと変化していきます。 これによって「利益を追求する」という考えを第一にする事業者が、半ば違法とも言っていいような買い取り事業を開始してしまったのです。 その顕著な例として言えるのが「押し買い」であり、無料査定をしてほしいということで電話をしてきた消費者に対し「自動車を売ってくれるまで帰りません」というような脅し文句を使って、無理やりに買い取っていくのです。 そうした買取においてはほとんどの場合、市場における相場よりも安い価格となりますから、これによって悪徳業者は多額の利益を手にすることができるようになるのです。 ただしかし、そうした状況が続けば中古車市場への信用そのものが揺らぐことは間違いありません。 現在では官民ともに悪徳業者の摘発や注意勧告などを行っていますが、よりしっかりとした対応が業界に求められることは間違いないでしょう。

誘いフレーズにも注意

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